横浜翠陵中 合格！

勇気をくれたお守り

ぼくは、９月の終わりごろ羽毛田先生が塾長の「レッツ」に入りました。受験まであと４ヶ月前という時期に入ったので受かるかどうか心配でした。でも、そんな心配は授業を受け始めてすぐに消えました。羽毛田先生は、教え方がとても上手だったからです。それに、勉強が皆に比べてできなかったぼくには、一対一でわかりやすく教えてくれました。国語の先生は、細かく教えてくれて、記述が苦手だったけれど書く前の手順などを教えてもらい、記述が前より書けるようになりました。理科の先生はとてもおもしろく、単語の覚え方も教えてもらいました。理科で一番きらいだった計算問題は、表を作ったりして、手を動かして考えるやり方も学びました。

　こういうような授業をやっていくうちに、受験まで残りわずかというくらいの時間になってしまいました。しかし、ぼくはたった４ヶ月という短い時間の中で、たくさんの知識を得たと思います。

　残りわずかな時間をとうとう使い切ったと思ったらもう受験当日でした。ぼくは、「絶対受かる」という思いで出発しました。そして学校に着いた時、門の前で羽毛田先生が応援しに来てくれました。しかも、それだけではなく、お守りがわりのメッセージ入りのカイロをくれました。ぼくは、うれしい気持ちと受かってやるという気持ちが強くなりました。しかし、結果は不合格、２日３日も不合格でした。だけど羽毛田先生は落ちこんだぼくに、その日、その日の朝にメッセージ入りのカイロのお守りをくれて応援してくれました。ぼくは、羽毛田先生にこたえるためにかんばりました。けれど４日５日も不合格でした。でもあきらめないで６日目を受けました。ぼくとしては、すごく手ごたえがありました。そして結果は合格でした。長くなった入試がやっと終わったと思いほっとしました。最後まで応援してくれた羽毛田先生やいろいろ教えてもらった国語や理科の先生たちやここまで受けさせてくれた親に感謝しています。