帝京大学中・穎明館中・東京電機大学中・佐久長聖中　合格！

Let'sに通う前は、勉強に自信があった。学校でも成績は１位か2位。クラスメイトから「天才」と言われた時もあったような気がする。そんなぼくの自信を見事に打ちこわしてくれたのが「学朋舎Let's」だ。入塾した時は、まだなめていた。でも、その日の授業が終わったら、その態度が大きく変わった。自信がなくなった。授業に全然ついていけなかったのである。それに、みんなはちゃんと授業についていっているように見えたのだ。そのようなことが自信をなくさせた。当時はその言葉は知らなかったと思うが、これこそ「井の中の蛙、大海を知らず」である。

　入塾をして数日。入塾当日の悔しさから宿題も授業もきちっとやったと思う。それに「授業におつかないと」とあせりの気持ちがあったが、次第に余裕が出てきて、「授業が楽しい！」と思うようになった。僕は相澤先生の授業が好きだった。「分からなければいけない」というきん張感がまったくなく、授業が分かりやすい。相澤先生の、良い意味での変人なところが僕は好きだった。羽毛田先生の授業も好きだった。特につるとかめの絵が印象に残っていた。尾方先生の印象は「こわい人」だ。予想通り、怒った時はとてもこわかったが、ふだんはとても面白く、優しいし、かっこいい。次第に僕が尊敬する人となった。

　さて、今は、こうして帝京大学中学校に受かって、受験が終わった。毎日友達と遊んで、多摩市を一周する予定も立てた。でも、たまに、「今日は塾に行く日だっけ」とか、「今日は金曜日だから理社だな」とか思ってしまう。毎日遊んでいるのも楽しいが、たまに早く中学に行きたいと思う。そこで、気づいたのだが、自分は勉強が楽しいと思っていたのだ。そのように思わせてくれたのも先生たちのおかげです。本当にありがとうございました。