多摩地区(永山、若葉台、はるひ野、唐木田、京王堀之内、南大沢)で中学受験専門塾をお探しなら…
生徒・保護者と先生の距離が近い塾、それがLet's多摩センター校。
小規模で面倒見がいい上に先生は中学受験のプロばかり。
私立中学校とのつながりも強いのがLet'sの合格力のポイントです。
042-310-3883 (受付時間 月~土 13 : 30 ~ 19 :00)
〒206-0033 東京都多摩市落合1-5-11 小林ビル2F
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学朋舎Let’sの国語(漢字とことば)と社会の小テストでは、5年生以降に「再テスト」があります。授業前後に対面で採点をしているので、子どもたちの「成長してきた!」「足踏みしているな」「今、一旦、心が折れているな…」といった学習コンディションがうかがえるので、手間はかかるものの、結構面白い作業ではあります。
中学高校の先生にお話を伺うときに、まるでテンプレートのように出てくる「自立した学習者を育成する」ということばがあります。男女別学、共学、進学校、付属校、入試の難易度や偏差値なども問わず出てくることばで、学校説明会に参加されると耳にされる機会も多いと思います。
「我が子が自分から机に向かわない」というお悩みを持たれる保護者の方は多いと思いますが、中高の先生が「自立した学習者の育成」を掲げられるのは、裏を返せば、中学入学時に自立学習が習慣化している子どもが割合として少ないことを意味します。中学受験までは勉強していたのに、入学後、さっぱり勉強しなくなったというケースは珍しくありません。親子二人三脚(三人四脚)で頑張られたご家庭の保護者から特によく耳にすることばです。
中学生になって、基礎学習の習得(たとえば、英単語や基本構文の習得、数学の典型問題など)は、自己管理で習得できる子がいる一方、うまく取り組めず、その先の発展学習に取り組めなくなる子も多数います。
当然ですが、そんな現象は今に始まったわけではなく、英語・数学での習熟度別クラス設定や少人数分割クラス、取り出し補習など、多くの学校で支援のシステムが組まれていました。
ただ、近年、手助けを必要とする子どもたちの割合が増えていることを中学高校の先生方も感じているようです。入学偏差値が上がって、難易度が高まっている学校でも同様の声が聞かれるので、単純に「偏差値が低いから」といったものではないと思います。
そのような事情を背景に、近年、放課後自習のシステムを導入する学校が増えたように思えます。図書室や食堂などを自習室として開放するだけという学校もありますが、外部から業者を入れて「メンター」「チューター」として自習支援を行う学校が多くなっています。
とはいえ、参加するかしないかは子どもたちの意志にかかってくるので、学校によっては中学生の参加率が5%程度という学校もあります。自立学習の確立がその狙いですから、参加率が高ければいいというものではないですが、ただ「システムがあります」というだけでは意味はありません。
近隣の学校の取り組みとして興味深いケースをいくつか紹介させてください。
桜美林中は、中間考査、期末考査といった定期テストの間、長期休暇明けの年4回「コンテスト」と呼ばれる25分ずつのミニテストがあります。(子どもたち(中学生)曰く「エグいシステム」)中学生の間は一定の点数が取れない場合、追試(再テスト)が行われるもの。高校も同様のテストが行われるそうですが、中学生の基礎学習反復、学習習慣確立の色が濃いのに反して、高校ではそのまま評定に反映されるそうで、学年と学習レンジに応じた「優しさ」と「厳しさ」が感じられる学習システムです。中2〜3年の英語の習熟度別少人数クラスでは、ハイクラスの実力を培った子どもたちへの対応にも感心しましたが、学習レンジに応じて、教え方やプリントを使い分けるなど、同じカリキュラムでありながら、まだ自学力の弱い子どもたちへ対応する先生方の工夫にも感動しました。そういった授業への取り組みがあって、さらに下支えとして放課後自習システムがあるわけですね。
穎明館中の放課後自習システムは、「EMK未来サポート」と呼ばれ、先生方とメンターの連携が密に行われています。中学生では、基礎力鍛錬の小テストが週1回あるのですが、これは一定基準を達成して合格するまで何度も再挑戦を行わせているようです。(1年生の教室がある校舎には、小テスト合格者・未達者がわかる名簿一覧が掲示されています。)ただし、ほったらかしの再挑戦ではなく、先生方とメンターが情報を共有し、小テストの類題を作成して習得させるなど、特に英数の基本習得には効果的だなと感じます。小テスト支援ばかりではなく、朝は7時10分からの1時間、放課後は部活後19時(土曜日は18時)までの利用が可能で、学習をほとんど学校で完結させることも可能です。



日本大学第三中は、日本大学の附属校でありながら、数多くの指定校推薦枠があり、かつ他大学への一般入試も挑戦できるハイブリッド型進学校なので、やはり放課後自習システムがあります。ただ、この学校のメンターは卒業生の大学生で、メンターが学校のシステムを完全理解している点で他校とは大きく異なります。(卒業生がメンターになるのは、たとえば佼成女子中高(世田谷区)のような女子校が中心です。)また、指名補習制度などもあります。しかしながら、基礎力底上げとして特筆ものだと感じたのは、チームティーチングを取り入れた授業です。今年学校に伺った際に、中学生の英語と数学を見学させていただいたのですが、数学でチームティーチングが行われていました。複数の先生(見学時は3人)が、数枚の基礎プリントを解く生徒のサポートを行っていました。プリントは枚数を追うにつれ次第に問題グレードが上がっていくもので、どんどん進められる生徒は、解ければ挙手して採点してもらいます。また、解きあぐねている生徒のもとには先生が寄り添って解法や考え方を教えていくというもの。ちなみに、私が見学した教室では、校長先生が理解に苦しんでいる生徒に寄り添っているのが印象的でした。「手塩にかける」ということばがぴったりくる構図だと感じたものです。
仮に成績不振に陥ったとしても、再起できる制度と、達成感という子どもたちの承認欲求を満たす先生方の関わり方。私学の強さは、一部の成績優秀層を大切にするだけではなく、成長過程にある子どもたちを育てることに懸命になっている先生方の熱意にあると思います。